本校では毎年、全教員の授業に対して、次の実施要領に基づき「生徒による授業評価」を実施し授業改善に取り組んでいます。
教科 | 主な特徴と改善点 |
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国語 | 3つの項目(板書・説明・関係)はわずかに低下しているが、学習効果は上昇している。難易度や進め方を抑制したことにより課題の達成可能性が高まったと考えられる。また授業スタイルの変更など評価項目に現れない工夫もあったと思われるので、よい方法は共有するべきである。 |
地歴公民 | 板書・説明の結果から、生徒への伝達技術を再度確認することが必要と思われる。また宿題や課題を通じて、授業で学んだことを使ってみる機会を設けることにより、あいまいだった理解が深まるという効果が得られると考えられる。 |
数学 | 授業規律や学習方法がやや下降している。教師が予め準備した「スタンタード」を示すだけでなく、生徒自身による優れた工夫などを他の生徒にも伝え、相互刺激をもって学びの質を引き上げてゆくことが大切である。 |
理科 | 多くの項目で改善が見られ、教師の努力が窺える。ただ、学習方法ではさらに改善が求められる。新年度は初期のうちに授業への取り組みや予習・復習の進め方などを手引きしておくことがポイントと思われる。 |
保健体育 | 引き続き高い評価が得られているので問題はないが、一部の授業で低下も見られた。過年度との違いを見直しておく。 |
英語 | 複数の項目で目標未到達が見られた。授業の中で生徒が「思考・表現」を実践するには、その土台となる知識や理解が必要であり、板書が重要になると同時にどのような発問が効果的か、事前準備が大切である。 |