2022-11-05
部活

芸術の秋~書道パフォーマンスと啓発標語を揮毫~書道部

 秋晴れに恵まれた文化の日(11月3日(木))、書道部が塩尻市民文化祭に参加、市民の皆様や保護者の皆様の見守る中、レザンホール前で書道パフォーマンスを披露しました。

 今回の大文字では、「時が過ぎゆくのは早い」という意味から、日常の一瞬一瞬を大切にしたいという願いを込めて「露往霜来(ろおうそうらい、「露(つゆ(ゆ)き霜(しも)来(きた)る」)」と揮毫。呼吸のあった動きとともに高校生らしい心の中の思いを細字で書き上げると、会場から大きな拍手をいただきました。

 書き上げた作品は、市民文化祭の会場の一つとなった塩尻市立体育館に飾っていただき、多くの方々の目に触れ、生徒たちも喜んでおりました。

 塩尻市民文化祭の関係の皆様、今年も本校書道部にお声掛けいただき、ありがとうございました。

 また、2021年から塩尻市こども教育部家庭支援課からご依頼を受け、児童虐待防止推進月間啓発のための作品を制作、11月5日塩尻市北部交流センター(えんてらす)に掲示していただきました。子どもへの虐待を防止するというメッセージが込められたオレンジリボンをハート形にアレンジしスマートフォンのボタンのうち「189(いちはやく)(児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号)」を強調してデザイン化、外国人の方々からも目にとまりやすいよう英語も表記しました。一方で、直接的な表現を避けて、「みんなで助ける、みんなで守る、みんなが幸せ」というやわらかい表現で、読みやすさを考えて楷書体で揮毫しました。

 作品は11月5日(土)から11月22日(火)までえんてらすに飾られたのち、塩尻総合文化センターに場所を変えて飾っていただく予定です。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただきご笑覧いただければ幸いです。

 本校の書道部に作品をご依頼くださった市の関係の皆様、このたびはまことにありがとうございました。