4月15日（土）、学年の枠組みを超えて探究コースの結びつきを強め、各種の取り組みを有機的に進めていく目的から、探究コース全学年が一堂に会する探究コース異学年交流会「探究マルシェ」を行いました。会の企画・運営は全て生徒が担い、3年生の有志が主体的に進めました。
まず「探究マルシェ」の趣旨説明から始まり、その後3年生が一例として成果発表を行いました。この時期の1・2年生にとっては、誰もがテーマ設定や方向性の検討に苦労することから、大変貴重なアドバイスになりました。それが終わるとアイスブレイクを兼ねた自己紹介。リズムに乗って楽しく自己紹介を行うことで、始めは緊張していた各生徒の面持ちも、次第に和らいでいきました。
一同が馴染んだところで、本日メーンのグループ対抗ディベート大会を行いました。今年のディベート大会の題目は、童話『白雪姫』より「王子の、白雪姫へのキスを許せるか？許せないか？」。冷静に考えると、意識のない女性にキスをするというのはどうなのか？という意見を3年生が紹介したうえで、各グループ「許せる」「許せない」という役回りを与えられ、各々が相手を説得するための材料を話し合いました。その後はそれぞれのグループが自分たちの主張を補う理由をわかりやすく説明し、相手を説得にかかります。様々な意見・考えが飛び交うディベートは、大盛り上がり！グループ一体となって、活発な意見が文字通り飛び交い、学年を越えて知的に親睦を深めることができました。
気づけばこの「探究マルシェ」も今回で3回目（3年目）。同じクラス同士の横のつながりだけでなく、学年を越えた「探究」の学びそして「探究心」は、これからも脈脈と受け継がれていきます。