2023-02-15
探究

「第2回中信高校生探究フェスティバル」に本校探究コースの1・2年生が参加しました

 去る2月11日(土)、松本県ヶ丘高校で開催された「第2回中信高校生探究フェスティバル」に本校探究コースの1・2年生が参加しました。

 この大会は中信地区の高校生を対象にした探究の成果発表会で、各学校の代表者の最大2名(2チーム)が発表します。探究のテーマに沿って、「環境」「暮らし&健康」「サイエンス&テクノロジー」「文化&多様性」「まちづくり」の5つの分科会に分かれて成果発表が行われました。

 本校からは、探究コース2年生の青木千空さん、伊東真緒さん、曽根原なつみさんが参加し、「文化&多様性」の分科会において「それいけ!日本語教育~効率の良い日本語習得に向けて~」のテーマで発表しました。1年生は来年度の取り組みに向けて、各校の探究の取り組みについて学びました。

 各学校の代表者である探究の成果は、どれも素晴らしい内容でした。各発表のどれもが実情を調査するフィールドワークを行い、得られたデータから検証や実験を繰り返し、トライ&エラーの繰り返しで成果に辿り着いた、努力の賜物といえる探究活動を展開していました。

 青木さん、伊東さん、曽根原さんたちの発表は、分科会の中で最優秀賞となる「ダイバーシティ&インクルージョン賞」と「校長賞」の2つの賞を見事受賞しました。受賞の講評では、身近に困っている人を助ける、社会的課題の解決に繋がる点、実際に取り組んだ中で得られた気付きを掘り下げ、実践的・現実的に取り組んでいる点、相手がどのように感じているのかを意識してやさしく日本語を教えていることが伝わるプレゼンテーションの3点が高く評価されたとありました。

 各分科会で最優秀賞を受賞した発表は、全体に対してもう一度発表を行いました。そこでも、出席された各校の校長先生や企業の方々が最も頷きながら耳を傾ける発表であったとのことでした。

 彼女たちが目指す最終的なゴールは、留学生たちが効率よく日本語を学ぶことができるテキストの作成になります。これからも、ゴールに向けて邁進していくことを大いに期待しています。