2023-04-05
グローバル

フィリピン語学研修に生徒27名が参加~無事に研修を終えて帰国しました

3月18日(土)から31日(金)まで、フィリピン語学研修が行われました。生徒27名、引率2名、計29名で参加した本研修、出発当日は雪ふりの天候でしたが、保護者や教職員の見送りを受け、塩尻を出発いたしました。約5時間のフライトの後、到着したフィリピン・マニラは塩尻とは正反対の暑さでした。


研修場所となるエンデラン大学ではまず、オリエンテーションやレベル分けテストが行われた後に授業がスタートしました。クラス単位あるいはマンツーマンでの授業が行われましたが、普段、日本で受けている授業とは異なり説明は全て英語。日本語なしの授業に戸惑いを見せる生徒もおりましたが、英語を英語で理解する貴重な体験となったと思います。


研修期間中、WBC決勝が行われ、生徒たちはスマートフォンで試合を観戦し、日本の勝利を喜びあう姿もありました。エンデラン大学日本事務局担当者の取りはからいで特大サイズのピザがふるまわれ、皆でピザを食べながら日本の優勝を喜び合いました。


授業のない休日には、スモーキーマウンテンと呼ばれるゴミ山を視察したり、貧困層を支援するNGO団体を訪れ子どもたちと交流したりしました。周囲にショッピングモールが立ち並ぶ大学周辺の華やかな姿とは、かなり対照的なフィリピンの姿を生徒たちは目にしていました。その他、ショッピングモールでの買い物、華麗なダンスショー、テーマパークなどを楽しむなど、エンターテインメントの要素も盛り込まれ、生徒たちはオン・オフをつけながらフィリピンを感じ取っていました。


2週にわたる授業が終わると修了式が行われ、生徒一人ひとりに修了証が授与されました。式の中で、生徒代表からお礼のスピーチが英語で行われ、成長の様子を垣間見ることができました。日本とは言葉も習慣も異なる異国の地で行われた本研修の思い出は、生徒たちの心に深く刻まれるに違いありません。


最後に、本研修をあたたかく見守ってくださった関係各位には感謝の気持ちを述べさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。