5月３０日（火）、本校１年探究コースにおいて「クロストークカフェ」が実施されました。これは信州大学の大学生および大学院生の方々から大学生活のリアルな姿や文理選択・進路の決定の仕方など実体験を話してもらうというイベントです。
前半は工学部の大学生、そして農学部・理学部の大学院生から講演をしてもらいました。講演の中では工学部の大学生の「地図に載る仕事がしたい」や、農学部の大学院生の「科学で社会に貢献したい」といった言葉が印象的でした。そうした純粋な思いを叶えた先輩方の言葉に、本校探究コースの生徒も大いに刺激を受け、自身の興味関心を改めて見つめなおそうと決意を固めた様子でした。また理学部の大学院生からは学部生時代の１年次から振り返ってもらって、大学生活のリアルな姿を聞くことができました。加えて「知識が増えると、世界の解像度が変わる。これまで見えなかったものが見える」という言葉は非常に生徒たちの心に響いたようです。本校生徒たちは学習意欲を高め、どん欲に様々な知識を吸収していこうと決意を新たにした様子がうかがえました。
後半は信州大学の学生たちと交流会を行いました。先に講演した方々だけでなく、９名の学生に３グループに分かれた本校生徒と交流をしてもらい、本校生徒は日ごろなかなか聞くことができないことを質問していました。高校時代はどのように勉強のモチベーションを保っていたのか、息抜きはどのようなことをしていたのかといったことから進路に対する悩み、特に進路をどうやって決めていったらいいのかということまで、ここぞとばかりに質問をしている姿が見受けられました。
今回のイベントを通し、なかなか聞くことができない大学生や大学院生の貴重な話を聞くことができました。信州大学から先生方、大学院生、学部生の皆さまありがとうございました。