2023-07-24
探究

1年探究コース「ワンダリングチャレンジ」ワークショップを行いました

 7月18(火)、探究コース1年生は、宮木慧美さん、信州大学人文学部生の前田紗希さんをお招きして、「ワンダリングチャレンジ」ワークショップを実施しました。

 「ワンダリングチャレンジ」とは2013年に台湾のNGOであるCity Wandererによって生み出されたゲーミフィケーション型PBL(プロジェクトベースドラーニング)です。各グループはあらかじめ設けられているミッションから1つまたは複数を選択し、ミッション達成を目指します。定められた期間内でミッション達成を目指すことで、自己の発見や仲間たちとの協力の重要性、社会への参画意識を養います。自分自身のコンフォートゾーン(ストレスのない居心地の良い環境や精神状態)を一歩抜け出す成功体験をこのチャレンジで積み、自身の可能性を広げ、かつ周囲との関係性を構築し新たな挑戦へと進む土台作りを目指すものになります。

 さて、当日は宮木さんよりチャレンジの概要について説明をしていただき、その後生徒たちは各々3人1組のグループを作りました。そしてまずはチュートリアルミッションに挑戦し、ワンダリングチャレンジの中に一歩足を踏み入れました。チャレンジ前は各班様々な反応を見せており、「楽しそう」と積極性を見せる生徒もいれば、「なんだかよくわからない」と少し身構える生徒もいました。ですが、そこは宮木さんや前田さんの話、また働きかけにより、生徒たちは一様に醍醐味を感じ、あれやこれやと楽しそうに議論を交わしながらチャレンジしている姿が印象的でした。

 その後、宮木さんより実際の「ワンダリングチャレンジ」で課せられるミッションについて説明がありました。その説明の中で「動かなければ 何も始まらない」という言葉がありましたが、まさに本校の目指す探究活動そのものを表しており、生徒たちはその言葉に心を動かされた様子でした。

 今回の「ワンダリングチャレンジ」をきっかけに「積極的に動くことの大切さ」を醸成できたかと思われます。これからも、都市大塩尻探究コースは様々な「チャレンジ」を通して自身の目指す「欲しい未来」に繋がる学習を実践していきます!