2023-11-01
グローバル

上海市甘泉外国語中学に生徒12名が1週間滞在

 コロナウイルス感染拡大が落ち着き、昨年度3月にはフィリピン語学研修を2週間実施しました。今年度は、7月には協定校である上海市甘泉外国語中学から19名の生徒と2名の先生を本校にお招きしましたが、この度10月14日(土)から約1週間本校の生徒12名と引率者2名が同校を訪問しました。

 今回は土曜日から現地に入り、初日の夜からホームステイが始まりました。学校に到着すると、夜にも関わらずホームステイ先の家族が温かく私たちを迎えてくれました。翌日はホームステイ先の家族と過ごし、観光をしたり一緒に食事をしたりと、充実した時間を過ごしたようです。3日目は、校長先生にご挨拶し、贈り物を交換しました。その後は、いよいよ歓迎セレモニー。学校のグラウンドに約1600名(全校生徒は約1800名)の生徒さんたちが集まり、私たちを大歓迎してくれました。あまりの生徒の数の多さに本校の生徒たちは緊張していましたが、全員で「信濃の国」を歌い、2名がチアダンス、最後はYOASOBIの「三原色」に合わせてダンスを踊りました。とても「うけ」が良く、授業やその後訪問した小学校でも披露させていただきました。

 滞在中は、中国語、水墨画、武術、音楽、書道、中国舞踊の授業を受け、ワンタン作りも体験しました。日中学生間の交流では、たくさんの生徒が参加してくれて、興味深く本校の生徒一人ひとりに日本について質問していました。近くの小学校にも訪問しましたが、バーチャルリアリティーを教育システムに活かす研究室のようなものがあり、皆驚きましました。観光では「田子坊」という昔の商店街、南京路、上海都市計画展示館、豫園、朱家角を訪れました。食事は、朝昼は800人を収容できる食堂、夜は観光で訪れた場所の近くで、それぞれ中国料理を楽しみました。本場の中国料理で、皆満足でした。 

 1週間の滞在中は、日本で報道されているイメージとは全く違い、外国人が多い街ということからでしょうか、上海市の人々はどこに行っても我々を歓迎しとても親切で、困っているとすぐ助けてくれました。今度は2月初めに甘泉外国語中学の生徒の皆さん20名と引率の先生2名が本校を訪問する予定です。