お知らせ
2024-02-22
本校の生徒12名が東京大学生産技術研究所の実証実験に参加しました
本校生徒12名が、内閣府「先端的サービスの開発・構築や先端的サービス実装のためのデータ連携等に関する調査事業」で東京大学生産技術研究所の実証実験に参加しました。
昨年12月17日(日)と1月21日(日)、28日(日)の3回に渡り、東京大学生産技術研究所の先端技術実証実験に本校生徒12名と、東海大学付属諏訪高等学校、およびチノチノを利用している生徒さんが合同で参加しました。この実験は茅野会場(茅野駅前「CHUKOらんどチノチノ」)と渋谷をリアルタイムで結び、アバター(自分の分身)を使って遠隔地にいる者同士が同時に授業に参加するものです。従来のメタバースをさらに発展させ、現実空間にアバターを出現させてコミュニケーションをとるコモングラウンドの技術を検証します。第1回はコモングラウンドの世界を体験し、第2回では「英語」の授業を実践。渋谷にいる先生の指示を茅野にいる生徒が聞いて英語劇を実演しました。第3回は「美術」の授業で、生徒が渋谷と茅野に分かれて渋谷の先生の指示を聞きながら、目の前に立体映像として現れる彫刻についてディスカッションするという内容でした。AR(Augmented Reality)ゴーグルを装着し、実際は遠く離れた場所にいる相手がアバターとして目の前にいる状況に、生徒たちは驚きながらもすぐに溶け込み、積極的に先生の話を聞いたり、生徒同士の会話を楽しんだりしていました。実用化はまだ先ですが、次世代の授業の可能性を感じることのできる貴重な体験となりました。