4月23日（火）、高校生の起業支援プログラムを毎年実施している「エヌイチ道場」を運営する、塩尻市シビックイノベーション拠点「スナバ」との探究コラボレーション授業を行いました。
「スナバ」は塩尻市が運営する「コワーキング（仕事場）」「リビングラボ（実証実験）」「アクセラレーター（事業加速）」の、「3つの機能」を持った地域創生・ビジネスの拠点です。スナバが運営するエヌイチ道場は、「喜ばせたい誰か（N=1）」のために高校生が事業を立ち上げ、その高校生の事業の実現・運用に向けて伴走・支援するプログラムです。この探究学習的プログラムに本校探究コースから毎年参加者がいるつながりから、今年もコラボレーション授業を行っていただきました。
探究活動で"最も"といえる重要な点は、テーマ設定です。今回は明確なテーマ設定につながるワークショップを行いました。今回は掘り下げて考えやすい「制服」と「教室」の2つの題目をテーマにグループワークを行いました。
テーマ設定を難しくしている点の一つに、テーマのゴールをなるべく最善・最良のものにしなければ、というテーマ設定をした本人たちが仕掛けてしまうプレッシャーがあります。そこで、今回はグループに分かれ、"最悪"な「制服」「教室」の意見を出し合いました。次にその反対の"最高"の「制服」「教室」について意見を出し合いました。どちらもどんどん意見が出て、ワークショップは大盛り上がり！
今後、テーマ設定やリサーチクエスチョンについて掘り下げながら探究活動を行っていくにあたり、探究活動のイメージを掴む有意義なワークショップになりました。
探究コースの活動は、地域や学外の方々など学外との協働も一つの要になります。今後も学外の方々とさまざまに協働して進めてまいります。