お知らせ

2024-06-21

1年探究コース「寄付の教室」ワークショップを行いました

 6月18(火)、探究コース1年生は、信州ファンドレイジングチーム代表で本校でも長年にわたり教鞭を取られていた吉國明夫さん、特定非営利法人「わおん」の山田直美さん、オブザーバーとして上沢佳世さんをお招きして、「寄付の教室」ワークショップを実施しました。

 「寄付」というと、高校生にはあまり馴染みがないと思います。多数存在するNPO法人が取り組んでいるのは、地域や社会のさまざまな課題の解決です。この点は、課題発見・解決を目的としている本校の探究活動とも合致します。そして、NPOの活動は、その活動を支援したいと考えている方々の寄付によって支えられています。

 このような現状に基づき、どのNPO法人を支援したいかについてグループワーク形式で議論しました。今回は全国的な活動を行っている、下記の3つのNPO法人を対象にしました。アフリカのガーナで児童労働をなくす活動を行っている「ACE」。児童養護施設を巣立った若者の支援活動を行っている「ブリッジフォースマイル」。高校生の自己肯定感を高め未来を切り開くサポートを行っている「カタリバ」。自分はどのような理由からNPO法人を支援したいのか?どのNPO法人に寄付をするのか?グループ内で活発に議論し、その理由についてそれぞれのグループの結論を発表しました。そして各グループ5万円として想定した資金を、どのNPO法人にどのように寄付するかについても発表しました。

 グループワーク後には、衣食住が困難な状況にある10代の女性を支える活動を行っている一般社団法人Colaboついて紹介していただきました

 日本では「寄付」の文化が未成熟で、個人の寄付額はアメリカ合衆国の20分の1にすぎません。今回の「寄付の教室」ワークショップでは、NPOへの寄付は「こうなったらいいな!」と思える社会を実現する一つの方法であることを学びました。

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