お知らせ

2024-09-11

「第22回科学体験教室」に出展~探究コース2年生・科学同好会

 去る9月8(日)、東京都市大学世田谷キャンパスで開催された「第22回科学体験教室」に、探究コース2年生の5名と科学同好会の生徒4名で参加しました。
 「科学体験教室」はその名の通り、科学の面白さを体験してもらうことを趣旨として小中学生を対象に開催している、東京都市大学毎年恒例のイベントです。昨年に引き続き今年も無事に開催することができました。
 探究コース2年生は、5名の有志で企画した「身近な化学反応で感染症対策をしよう!」の題目で出展しました。科学同好会は「自分だけの花を咲かせよう!」の題目で出展しました。
 探究コース2年生が企画した「身近な化学反応」とは、液体せっけんに食塩を混ぜることでせっけんが固まるというものです。固まったせっけんをクッキーの型に流し込み、好きな形のせっけんを作ろうというものでした。この体験に参加した小中学生は大喜び!水に食塩を混ぜて食塩水を作るためにペットボトルを振るという作業では、誰が早く食塩水を作れるかで競争が行われていました。またどんな型でせっけんを作るかで悩み、型の前であれこれ考えている様子も見受けられました。小学生だけでなく、保護者の方々にも一部お手伝いをしていただき、親子で一緒にせっけんを作り上げるという体験をしてもらうことができました。そして材料がすべて身近なものばかりということもあり、ぜひ自宅でもやってみたいという方も多くいて、帰り際に本校生徒へ材料やその分量を細かく聞いている方もいらっしゃいました。
 科学同好会では、
 「自分だけのお花を咲かせよう」との題目で、粉末のアルギン酸ナトリウムと着色した乳酸カルシウム水溶液によるゲル化を用いたお花の作成を行いました。
 花の形をしたパレットに粉末のアルギン酸ナトリウムを用意し、そこに着色した乳酸カルシウム水溶液をスポイトで垂らします。するとゲル化が起こり、着色と同時に粉末がゼリー状になりムクムクと盛り上がります。パレット全体に好きな色に着色したら出来上がり。参加した皆さんは、30分ほどでお花が出来上がりました。
 お花をつくっているお子さんたちはまさに真剣勝負。スポイトを使って、世界に一つだけのお花を咲かせていました。
 今回、探究コースと科学同好会で参加した科学体験教室の塩尻高校の出展は大成功。普段の学校では受け手であることが多い生徒たちですが、今回は小学生に科学の楽しさを教えました。科学体験教室を通じて、参加者の小学生、本校生徒の双方が学ぶ大変貴重な機会になりました。

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