お知らせ
5月13日(火)、塩尻市のシビックイノベーション拠点「スナバ」との探究コラボレーション授業を実施しました。
この授業は、高校生の起業支援プログラム「エヌイチ道場」を運営するスナバとの連携により実現したものです。「スナバ」は、塩尻市が運営するコワーキングスペース(仕事場)、リビングラボ(実証実験の場)、アクセラレーター(事業加速支援)の3つの機能を持つ、地域創生とビジネス推進の拠点です。
そのスナバが手がける「エヌイチ道場」は、"喜ばせたい誰か(N=1)"のために高校生が事業を立ち上げることを支援するプログラムで、本校の探究コースからも毎年参加者がいます。こうした継続的なつながりを背景に、今年もコラボレーション授業が実現しました。今回のテーマは、探究活動において重要となる「興味・関心」を深めること。とくに、「自分が大切にしているもの(価値観)」を探ることを目的に、さまざまなワークを行いました。
授業はまず、「誕生日順に並んでみよう!」というアイスブレイクからスタート。誕生日を聞き合う中で自然とコミュニケーションが生まれ、和やかな雰囲気で活動が始まりました。
その後はペアワークへ。各自が「気になるモノ」の写真を撮影し、配布されたワークシートに「なぜ気になったのか」を記入。互いにその理由を発表し合い、「なぜそう感じたのか?」という問いかけを通じて、相手の価値観や興味に迫っていきました。このプロセスを繰り返すことで、自分自身が大切にしている視点やテーマを掘り下げることができました。
今回のワークショップは、これから始まるテーマ設定につながる有意義な機会となりました。
探究コースでは、今後も地域や学外の方々と連携しながら、生徒一人ひとりの問いを育てていく学びを大切にしていきます。