お知らせ
6月4(水)、2TAクラスは探究教育の一環でJICA駒ケ根訓練所とかんてんぱぱガーデンを訪問しました。探究コースでは自身の進路に結びついた課題解決型の探究活動に取り組んでいることから、毎年この時期に開発途上国の支援や課題解決に向けた活動を行っているJICA駒ケ根訓練所の施設訪問を行っています。加えて今年はかんてんぱぱガーデンも訪問しました。
JICA駒ケ根訓練所では、JICAの事業概要の説明、施設見学、青年海外協力隊員の体験講話を行っていただきました。
JICAの職員の方々にはJICAの様々な活動とその歴史等の足跡をお話いただくとともに、訓練所の施設見学を行っていただきました。加えて青年海外協力隊員としてチリで環境教育に取り組まれた野本さんから、その体験講話を行っていただきました。講話では異文化においてとくに現地の方々が交わしている挨拶を同じように行うこと、相手に伝わるように話すこと、相手に関心を示した接し方、相手や現場を優先にした思考など、協力隊員として重要なコミュニケーションスキルについて話していただきました。野本さんのお話は海外協力隊員だけではなく、日本の日常生活においても心掛けておきたいコミュニケーションスキルについてのお話でした。様々に有益なお話しをしていただき、大きな学びを得ることができました。
JICA駒ケ根のプログラム終了後には、かんてんぱぱガーデンを訪問しました。かんてんぱぱガーデンを運営する伊那食品工業株式会社は、その経営理念・取り組みが企業や経営者から称賛されており、経営に関する数々の賞を受賞しています。その経営理念についての説明の後、晴天のかんてんぱぱガーデンで昼食をとり、園内を自由に散策しました。
今回のJICA駒ケ根訓練所施設訪問では、普段聴くことのできないJICAの活動や青年海外協力隊の貴重な体験談など、国際的な課題解決に向けた取り組みの実践例について知る貴重な機会になりました。かんてんぱぱガーデンでは経営理念に基づいた園内施設の運営から多くの気づきや学びを得たことと思います。今回の二つの施設の訪問が今後の探究活動の深化につながることを願っています。