お知らせ
6月3日(火)、本校1年生の探究コース・国公立難関私大コース合同で、信州大学主催の「クロストークカフェ」を実施しました。このイベントは、信州大学の学部生・大学院生の方々に、大学生活や文理選択、進路決定の実体験について語っていただくものです。昨年度に続き、今年も大変好評を博しました。
はじめに、大学生・大学院生の皆さんにご講演いただきました。講演では、ご自身の生い立ちや高校時代の文理選択・進路選択、大学・大学院での学びや学生生活などについて、それぞれの視点からお話しいただきました。「好きなことを極めたい」という思いから学部を選んだ経験や、「苦手な分野を避けて進路を決めた」実体験など、進路決定に至る多様な考え方を伺うことができ、生徒たちにとって非常に貴重なアドバイスとなりました。また、大学での授業や実験、フィールドワーク、サークル活動、アルバイトなど、リアルな学生生活についてもお話しいただきました。特に、「自分が本当に興味のある学問を選ぶべき」「与えられた情報だけで判断せず、自ら積極的に調べるべき」といったメッセージには、生徒たちも大きくうなずき、自己分析を深めるきっかけとなっていたようです。
講演のあとは、講師の皆さんと本校生徒によるグループ交流会を実施しました。生徒たちは、普段なかなか聞くことのできない大学生の体験談に耳を傾けながら、「苦手科目の克服方法」「進路の悩みや決め方」など、積極的に質問をしていました。真剣なまなざしで耳を傾ける姿からは、この機会を通じて多くの刺激を受けた様子がうかがえました。
今回の「クロストークカフェ」は、進路選択にとどまらず、将来の生き方や目標の持ち方についても考える非常に有意義な時間となりました。信州大学の先生方、そしてご来校いただいた大学生・大学院生の皆様に、心より感謝申し上げます。