お知らせ
6月28日(土)、箕輪町文化センターにて開催された「こどもまんなか講演会」において、本校探究コース3年生の荻原咲季さんおよび林芽愛さんが、探究活動に関する実践発表を行いました。
箕輪町では、「すべてのこども・若者が 心も体も 幸せに暮らす こどもまんなかのまち」を基本理念とする「箕輪町こども計画」を策定し、こどもまんなか社会の実現に向けた様々な取り組みを進めています。
当日は、子どもの声を反映したまちづくりに関する講演のほか、子どもの居場所づくりに携わる地域の方々の実践発表も行われました。その中で、本校の荻原さんと林さんは、中学校時代に箕輪町で経験した活動と、それが高校での探究活動にどう活かされたかについて発表しました。
林さんは、中学校時代にスイーツづくりの企画を行い、多くの大人たちの支援によって成功を収め、自信につながった経験を語ってくれました。
一方、荻原さんは、箕輪町のキャラクターをPRする活動の中で、町内の「ジェラテリア宮本屋」さんからSNS発信の方法を学び、それを実践した経験を紹介。その出会いがきっかけとなり、高校では同店と協働してワインの搾りかす(ぶどうの皮)を使ったジェラートの開発につながったことを報告しました。
本校の探究活動では、生徒一人ひとりが自らテーマを設定し、主体的に学びを進めています。しかしその活動は、高校生活の中だけで完結するものではなく、入学以前の経験や出会い、さらには卒業後の人生にもつながる学びです。
これからも地域との連携を大切にしながら、生徒一人ひとりが「自分ごと」として探究に取り組める学びの場を、着実に広げてまいります。