お知らせ
12月13日(土)、本校にて探究コース1・2年生による成果発表会を開催しました。今年度は探究コース生徒に加え、国公立難関私大コースの生徒の参加や、本校生徒の自由参加も可能とし、より開かれた形での実施となりました。
当日は、本校探究コース生徒の保護者の皆さまをはじめ、探究コース・国公立難関私大コースの生徒、近隣の中学生とその保護者の方々、塩尻市シビックイノベーション拠点「スナバ」の皆さま、塩尻市議会議員の石井勉様など、約150名の方にご来場いただきました。
1年生は、社会課題や自身の進路と関連づけた自由テーマによる探究活動について、ポスター形式で発表を行いました。一方、2年生は、2年間にわたる探究活動の成果を、スライドを用いた口頭発表として発信しました。いずれの発表においても、生徒たちは堂々と成果を発表し、来場者との間で活発な質疑応答が行われました。


質疑応答では、保護者や学外の方々から、実社会の視点に基づいた質問や助言を数多くいただきました。答えのない問いに向き合い続ける探究活動に対し、多様な立場からの意見を受け取ることで、生徒たちは自身の探究を見つめ直し、さらに深めるきっかけを得ることができました。
閉会式では、シビックイノベーション拠点「スナバ」より 岩佐岳仙様と岩井美咲様、塩尻市議会議員 石井勉様の3名より講評をいただきました。講評では、「答えのないものを探究し続けることの大切さ」や、「今回の成果を通して塩尻市をさらに盛り上げていける可能性」について触れていただき、生徒たちにとって大きな励みとなりました。

本校の探究活動は、フィールドワークを基盤とし、実社会とつながる学びを大切にしています。今回の成果発表会を通して、生徒一人ひとりが自らの進路と社会課題を結び付けて考える意義を改めて実感する機会となりました。

本成果発表会は、地域の皆さま、保護者の皆さまのご理解とご協力により実施することができました。心より感謝申し上げます。今後も本校では、地域や社会と連携しながら、学びを社会へと還元する探究活動を推進してまいります。