お知らせ
3月27日(金)に法政大学市ヶ谷キャンパスで開催された、2026年日本地理学会春季学術大会の高校生ポスターセッションにおいて、2TA探究コースの奥原晶太郎くんが発表しました。
この大会は、毎年3月に東京で開催される日本地理学会春季学術大会にて行われています。事前に取り組みの概要を提出し、審査を通過する必要があることから、地理学に関連した探究活動の全国大会になります。よって、毎年各発表者のレベルは相当高く、大学の研究者と何ら引けを取らない内容の発表もあり、大変刺激に満ちた大会となっています。
奥原くんの発表タイトルは「長野県におけるワーケーションの現状と課題について」です。これまでの取り組みを大会規定のA0サイズの用紙1枚にまとめ、発表しました。奥原くんは1年生の頃からワーケーションに関連した探究活動に取り組んできました。取り組みの発端は松本空港の利用推進でした。全国の空港の取り組みを調べる中で、和歌山県の南紀白浜空港では空港利用者増加の要因のひとつにワーケーションによる来訪者の増加がありました。この点に着目し、松本周辺地域において企業の方々とも連携したワーケーションの推進に取り組んできました。しかしながら、一定数の観光客が訪れる松本市周辺地域において、ワーケーションを進めていきたいと考えている施設は少なく、その取り組みの推進は難しいものがありました。
なお、現在ワーケーションは全国的に衰退しています。一方、長野県においては現在も堅調な運営を継続している地域・施設があることから、その要因を探究のテーマとして取り組んできました。
当日は、各発表者がその内容を口頭で発表しあう約1時間の交流会の後、12~13時のコアタイム(説明時間)で参加者に説明を行いました。その後15時までの発表時間中、引っ切り無しに訪れる、高校生や高校・大学の先生方にその取り組みいついて丁寧に説明して意見交換を行うとともに、ときに鋭い質問にも対応しました。
今年度は過去最多の106の発表がありました。会場は通るのもやっとなくらい多くの参加者が訪れ、これまでにない大変熱気に満ちた大会になりました。1年生の頃から地道に探究してきた奥原くんも、多くの発表者のポスターを見るなかで、自身の取り組みが全国の高校からの選りすぐりの発表者と何ら引けを取らない探究活動になっていることを実感していました。
現在奥原くんは探究活動を論文にまとめているところです。今回の発表で得たアドバイスを取り入れながら、さらに密度の高い論文になることを期待しています。